レンタルサーバーの選び方と人気のサーバーを徹底比較

ドメインを取得したら、次はサーバー選びです。と言っても、レンタルサーバーを提供している会社も多数存在します。サービスも料金体系も様々です。何を基準に選べば失敗しないのか、そのポイントをご紹介します。
また、人気のレンタルサーバー、Xサーバー、ロリポップ、hetemlについて徹底比較します。自分に合ったサーバーが、きっと見つかるはずです。

 

レンタルサーバーを選ぶ3つのポイント

レンタルサーバーを選ぶ際に、まず必要なのが情報の整理です。Webサイトと言っても、HPやブログの作成、ゲームサービス、ECショップのサイトと様々なものが考えられます。どんなWebサイトを作りたいのか、その目的が分かるとサーバーが選びやすくなります。サーバーによっては、目的に特化した機能が、標準装備されている場合があります。
ファイル数が多ければ、大容量のサーバーが必要になります。個人情報を扱うのであれば、高度なセキュリティー機能を備えているものを選ぶべきです。頻繁に更新するならWordPressなどのCMSが装備されているものが便利です。HTMLやCSSなどの専門知識を必要とせずにサイトを構築できます。

次にサポート体制です。実際にサイトを運営するとウィルスの被害や不正侵入などの大きなものから、ツールの使い方、更新の反映などの細かいものまで、トラブルが付きものです。
どんな不具合にも対応してくれるサポート体制があると安心です。
最後に、サイトの運営に使える費用を考えます。レンタルサーバーは使える機能や性能、サービスによって料金が大きく違います。基本的には月額料金になりますが、リソース単位での従量課金制の場合もあります。

 

Xサーバーはどんなサーバーなのか

Xサーバーはエックスサーバー株式会社が運営し、ホスティングを中心としたインターネット事業を展開しています。Xサーバーが重視しているのは、高速、多機能、安定性です。個人だけでなく、ビジネス利用にも最適です。
料金プランは、3つ。X10は年間料金が12,000円でディスク容量が200GB、MySQLは50個。1日の転送量の目安は70GBです。X20は年間料金が24,000円でディスク容量が300GB、MySQLは70個。1日の転送量の目安は90GBです。X30は年間料金が48,000円でディスク容量が400GB、MySQLは70個。1日の転送量の目安は100GBです。

 

ロリポップはどんなサーバーなのか

ロリポップGMOペパボ株式会社が運営する格安サーバーです。月額100円から利用できるサーバーです。国内自社サーバーで管理されている為、安定性がありセキュリティー面でも信頼されています。
個人向けのものとしては、料金プランは3つです。エコノミーは年間料金が1,200円でディスク容量は10GB。マルチドメインは20個で、メールアドレスは410個までとなっています。MySQLWordPressには対応していないので注意が必要です。1日の転送量の目安は40GBです。ライトは年間料金が3,000円でディスク容量は50GBです。マルチドメインは50個でメールアドレスは無制限です。MySQLは1個付いておりWordPressにも対応しています。1日の転送量の目安は60GBです。

スタンダードは、年間の料金が6,000円。ディスク容量120GBで、マルチドメインは100個、メールアドレスは無制限で使えます。MySQLは30個。WordPressに対応しています。1日の転送量の目安は100GBです。すべてのプランでCGI・SSI・PHPを利用でき、無料独自SSLも備えています。初期費用は1,500円です。メール、チャット、電話でのサポートが受けられます。電話はスタンダードプラン以上となります。お試し期間は10日となっています。

 

hetemlはどんなサーバーなのか

heteml(ヘテムル)はロリポップと同じ、GMOペパボ株式会社が運営するサーバーです。データベースサーバー、WEBサーバー、メールサーバーにはHDDではなくSSD(ソリッドステートドライブ)を採用して、高速を追及しています。
料金プランは2つ。ベーシックは月額800円から利用でき、SSDの容量は200GB、データベース70個を備えています。1日の転送量の目安は80GBです。プラスは月額1,600円からで、SSDの容量は300GB、データベース100個です。1日の転送量の目安は120GB。

どちらのプランもマルチドメインは無制限で、無料独自SSLを備えています。メールと無料の電話サポートを受けられます。無料のお試し期間は15日です。